今回はEC2インスタンスのタイムゾーンを変更する方法を解説していきます。
インストールしたデフォルトの状態だとインスタンスのタイムゾーンはUTCとなっています。
FTPクライアントを使っていて、ファイルは書き換えられているのに、エラーが起こったことはないでしょうか?原因はこいつです。
気にしなければ、そこまで問題はありませんが、気持ち悪いので変えてしまいましょう。
タイムゾーンの変更
タイムゾーンの確認
インスタンスにSSH接続してください。
SSH接続の仕方がわからない方はこちら
を参考にしてください。
接続できたらdateと入力してみてください。
現在のタイムゾーンが表示されます。
UTCと表示されていたら、世界協定時になっています。
date
2018年 3月 14日 水曜日 14:36:07 UTC
タイムゾーンの変更
lnコマンドを使ってタイムゾーンを変更します。
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
もう一度dateコマンドを入力するとタイムゾーンがJSTに変更されているのが確認できます。
date
2018年 3月 14日 水曜日 23:36:52 JST
再起動対策
現在はタイムゾーンが変更されていますが、このままだと再起動した際に、また戻ってしまうので設定ファイルを修正します。
/etc/sysconfig/clockをvimやnanoで開いて修正します。
sudo nano /etc/sysconfig/clock
修正は以下のようにしてください。
ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=false
以上でタイムゾーンの変更方法の解説は完了です。