前回まででEC2のインスタンスを作るところまで完了しました。
今回はSSH接続を利用したインスタンスの操作と、インスタンスのwebサーバー化について解説します。
EC2インスタンスの作成方法の解説はこちら
EC2ってなに?という方はこちら
SSH接続
SSHとはWikipediaによると、以下のように書かれています。
Secure Shell(セキュアシェル、SSH)は、暗号や認証の技術を利用して、安全にリモートコンピュータと通信するためのプロトコル。パスワードなどの認証部分を含むすべてのネットワーク上の通信が暗号化される。
簡単に説明すると、現在使っている端末から別の端末(今回の場合はEC2インスタンス)に安全に接続するための技術です。
今回はこのSSHを使用してインスタンスに接続し、webサーバーとして使用するための設定を行います。
webサーバー
webサーバーとは、HTTP通信を用いてクライアントに対してデータを送受信するサーバーのことです。(HTTP、クライアント、サーバーなどの用語は後日、解説ページを作成予定です。)
ブラウザに入力したURLに応じてページを表示するためのデータを返すコンピューターと思ってもらえれば大丈夫です。
ダッシュボードの操作
それでは本題に入っていきましょう。
まずはAWSのコンソール画面にログインし、EC2のダッシュボードに移動します。
セキュリティグループを選択します。
launch-wizard-1を選択して、編集ボタンを押します。
上記の画像と同じになるようにして保存します。
インスタンスを選択します。
接続ボタンを押す。
インスタンスへの接続に必要な情報が表示されます。
インスタンスの操作
インスタンスに接続します。
windowsの場合インスタンスへの接続にある「PuTTYを使用した接続」を見ながら進めてください。
AWSの説明がわかりにくかったので、解説ページを作成しました。→WindowsからSSH接続
macの場合ターミナルを開き、cdコマンドでpemを保存したフォルダまで移動してください。
以下の操作はインスタンスへの接続にあるコードをコピペでOKです。
pemファイルのパーミッションを変更します。
chmod 400 ファイル名.pem
sshでログインします。
ssh -i "ファイル名.pem" ユーザー名@パブリックDNS名
ログインできたらこのような文字列が表示されます。
インスタンスを操作していきます。
更新をインストール
sudo yum update –y
Apacheウェブサーバーをインストール
sudo yum install -y httpd
ウェブサーバーを起動
sudo service httpd start
ssh接続の終了
exit
パブリックDNSをブラウザのアドレスバーに入力して、上のような画像が表示されたら成功です。
以上でwebサーバー化は終了です。
次回は自分で作ったページを表示させます。